2008年
07月
22日

「目がキンになる」『黄金の国ジパングとエル・ドラード展』
 昨日は海の日。

 久々に休日をとることができた(1ヶ月ぶり!!)。

 さて、この休みを利用し、一人国立科学博物館で開かれている『金GOLD 黄金の国ジパングとエルドラード展』を見てきた。




 海の日というだけあって、会場は人だらけである。それに、夏休みに入ったためか、小中学生が多い。会場では、クイズラリーが行われており、子供たちが会場の中のヒントを探して、あちこち見て回る姿が微笑ましかった(^_^)。

 さてさて、会場は日本の金文化を紹介する前半部と、コロンビアの金文化を紹介する後半部に分けられる。

 持ち上げることができる金の延べ棒や、秀吉の黄金の茶室、黄金のウェディングドレスなど、見所は満載だったが、個人的に面白かったのは、日本ブースで紹介されている金箔加工と、コロンビアブースで展示されている古代文化の金細工群。

 特に、金箔の製作は、一見すると簡単そうに見える。ただハンマーで叩きながら、薄く延ばしていくだけなので。だが、よく考えると、金箔は薄くなればなるほど、切れやすくなるはず。また、叩く箇所が偏れば、金箔の厚みにもその影響が出るだろう。叩きつつ途中で金箔が切れないよう、叩く箇所が偏らないようにするのは、さぞ難しかろう。まさに、職人のなせる技である。
 
 コロンビア古代文化の金細工は、見事な精巧さとデザイン。良い仕事しているなー。これが2000年前のものかと驚くばかりであった。

 ところで、『東方見聞録』を読んだことはないが、自分は、この本に書かれている日本=「黄金の国」というのが、当時のモンゴルや中国で伝えられていた単なる伝説だと思い込んでいた。

 しかし、今回の展示を見ると、日本がかつて「黄金の国」であったことがよく分かる。今でこそ日本の金の産出量は、世界全体の0.9%しかないものの、江戸時代には、佐渡島だけで世界全体の5%の金を産出していたそうである。

 展示されていた黄金の茶室をはじめとして、日本で中尊寺金色堂や金閣など、金を使った建築物がたびたび建てられてきたのは、その時々の為政者が自らの権威を示すためだったとは思うが、それが可能であったのは、やはり産金量の豊富だったからであろう。いやー、勉強になるなー。

 最後に土産物ショップへ立ち寄り、お土産を購入。思い切って、金の延べ棒!! いやいや金の延べ棒箱に入ったマンゴーチョコクランチを買った。




 それにしても、昨日は良い休日となった。

 毎年忙しい7月も、間もなく終わる。もう一踏ん張りだ。



 

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